ランニングの成果を数値化できるハートレートセンサー
自分の心拍数を、測って残せる優れものを身につけるだけ
ただ、精度が悪く、異常な心拍数が出るデメリットも
実は正しい使い方と設定さえすれば、問題は解決します
胸ベルトか光学式心拍センサーを選ぶことは重要です
ランニングにおすすめのハートレートセンサーと
異常値が出た時の対処法などを紹介します
タップしてもくじをみる
- 1 ハートレートセンサーとは?メリットとデメリット
- 2 ハートレートと脈拍の違いは?
- 3 ランニングには「胸ベルト」のハートレートセンサーがおすすめ
- 4 Garmin|ガーミン HRM-Pro
- 5 Garmin|ガーミン ハートレートセンサー HRM-Dual
- 6 2022年最新のハートレートセンサーにしがらみは関係ない
- 7 胸ベルトのハートレートセンサーが精度が高いのはなぜ?
- 8 ハートレートセンサーは水泳でも使える
- 9 2022年のハートレートセンサーはアームバンドが人気
- 10 光学式心拍センサーはLEDの数が決め手かも
- 11 BluetoothとANT+の違いは?
- 12 XOSSとCooSpoの違いは?
- 13 使うときの注意点は?
- 14 異常な心拍数を計測したときの対処は?
- 15 最短で成果を出したいならハートレートセンサーを使おう
- 16 まとめ
ハートレートセンサーとは?メリットとデメリット
ハートレートセンサーは胸、腕、手首のどこでも測れて
運動中の心拍数が、数値化される便利なデバイス
私は主に、ランニング中に使っていますが
サイクリング、ジムトレーニングなど
使うシーンを選ばず、いつでも心拍数が残せます
ハートレートセンサーを使うメリットは?
プロのアスリートと同じように、心拍数を見える化できる
便利なハートレートセンサー
すべての運動中の心拍数を知ることは便利ですが
たとえば、減量中の有酸素運動に適した負荷を
数字で見て判断できます
つまり、こんなことが1人でもできちゃいます
あなたに適した有酸素ゾーンを教えてくれる
がむしゃらな運動は減り、効率が上がる
胸ベルトを巻くだけでスマホと連携できる
デメリットはある?
使わないことで数値が分からないことは
デメリットと言えるでしょう
計測方法は胸・腕・手首の3か所から選べます
安定して精度が高いのは胸です
運動は集中して行い、それ以外のことは
信頼できるデバイスに頼りましょう
胸の計測精度が高い理由は、後述しています
ハートレートと脈拍の違いは?
表記はカタカナや漢字多く、分かりにくいですね
- 心拍計
- 心拍センサー
- 心拍モニター
- ハートレートセンサー
以上の4つはすべて同じものと考えて、問題ありません
ランニングには「胸ベルト」のハートレートセンサーがおすすめ
初めてのハートレートセンサーは胸ベルトがおすすめです
なぜなら、計測精度が高く、使い方も巻くだけでOK
服の下に身につけるため、厚着をしても問題はなく
季節を問わず使えます
胸ベルトは電極パッドで測定するため
デバイスの価格差があったり、ブランドの信頼度は
人により気になるポイントだと思います
ただ、使った経験で言うと、差はないと感じました
Garmin|ガーミン HRM-Pro
Garmin HRM-Proは、 Bluetooth接続を追加し
正確な心拍数データ、ランニングダイナミクスを含む
主要な機能を備えています
大きな特徴は、Garminの時計がなくてもデータを残せて
後で同期できてしまうこと
50m防水で水陸両用のため、トライアスロンでもOK
これが最強のハートレートセンサーです
- 通信規格|Bluetooth、ANT+
- 重さ|49g
- 電源|電池式
- Amazon心拍計ランキング|37位
Garmin|ガーミン ハートレートセンサー HRM-Dual
1つ前で紹介した、HRM‐Proと比べると分かりやすいです
具体的な違いは3つあります
- ランニングダイナミクス機能はない
- 50m防水はない
- ランニングウォッチは必要
以上がなくてもいいよという人におすすめです
Garminのランニングウォッチとの同期はほぼカバー
念のため、購入される際は1度確認しておきましょう
対応デバイスはコチラから確認できます
- 通信規格|Bluetooth、ANT+
- 重さ|54.4g
- 電源|電池式
- Amazon心拍計ランキング|12位
2022年最新のハートレートセンサーにしがらみは関係ない
次に紹介する3つのハートレートセンサーは
すべて中国のブランドです
あまり良いイメージを持つ人は少ないかもしれませんが
ただ、状況は大きく変わってきています
特にハートレートレートセンサーを安く買いたい人は
注目してください
差がない理由はシンプルにです
まず、BluetoothやANT+などの通信規格と
電極パッドの部品類に、ブランドの差はありません
つまり、高品質なものを安く買えるチャンスです
納得して買い物をしたいため、ウソレビューを見抜く
サクラチェッカーの評価も参考にしました
XOSS ハートレートセンサー
Xiaomiで展開されている、ヘルスケアブランドに含まれた
XOSSのハートレートセンサーです
ハートレートセンサーでできることは全てカバー
ランニングウォッチ、ランニングアプリ
サイクルコンピューターなどすべての互換性があります
起動は音でお知らせしてくれます
IP67の防水防塵で、水泳以外は問題ありません
これはこれで最強です
- 通信規格|Bluetooth、ANT+
- 重さ|20g
- 電源|電池式
- Amazon心拍計ランキング|9位
- サクラチェッカーの評価|4.9:合格
Magene H303 ハートレートモニター
Mageneは中国のスポーツブランドです
室内外の運動器具を取り扱っています
先進的な心電図測定システムで
精度の高いデータが取れる
自社開発のアルゴリズムで発汗による干渉を
最小限に抑えています
ハートレートセンサーの精度は問題なさそうですが
Amazonのレビューがないため
無理に買う必要はないかもしれません
- 通信規格|Bluetooth、ANT+
- 重さ|16g
- 電源|電池式
- Amazon心拍計ランキング|30位
- サクラチェッカーの評価|4.9:測定不可
CooSpo ハートレートセンサー H6
CooSpoもMageneと同じく中国のスポーツブランドです
取扱いのある商品も多いため
違いはほぼないと考えられます
一方で、レビューとランキングが気になるところ
Amazonの心拍計ランキングは4位となり
レビュー数も2,475件もありました
ただ、サクラチェッカーの評価は
危険とされている製品です
- 通信規格|Bluetooth、ANT+
- 重さ|55g
- 電源|電池式
- Amazon心拍計ランキング|4位
- サクラチェッカーの評価|1.84:危険
私はハートレートセンサー CooSpo H6を使っています
190㎞くらいランニングして、問題なく使えて
無駄遣いなく過ごせています
レビューやインプレは下記記事でまとめました
>>関連記事|CooSpoH6 ハートレートセンサーは安くても買いか?
胸ベルトのハートレートセンサーが精度が高いのはなぜ?
心拍数の測定は、胸・腕・手首でできます
ただ、3つも選べてしまうと迷ってしまいませんか?
簡単にできて、革新的な方を人は選びがちです
胸に巻くだけで計測できるのは、ほとんどの人にとって
簡単にできることです
ただ、ハートレートセンサーは精度が命です
正確に測れなければ、使う意義はありません
逆にストレスを生む可能性もあります
人体の中で、1番鼓動が強いのは、心臓ですね
よって、胸ベルトの精度が高さは納得できる
と考えています
また、Garminでは光学式心拍センサーについて
不確かである。とホームページで公表しています
参考元:Garmin Japan|光学式心拍計の精度につきまして
技術の進化でなんでも数値化できるようになりました
ただ、昔からある方法でもいいことはまだ残っています
ハートレートセンサーは水泳でも使える
生活防水は基本搭載されているため
汗に長時間濡れても問題はありません
ただ、高い防水レベルを求めるなら
水泳で使えるハートレートセンサーをおすすめします
POLAR|ポラール H10 N
POLARはハートレートセンサーの精度が
業界トップクラスと高く評価されていました
ランニングウォッチも展開しているブランドです
ハートレートセンサーの基礎はもちろん
あらゆるデバイス、ジムトレーニング機器以上に
GoProと互換性を持っています
水陸両用のため、トライアスロンで使える
胸ベルトタイプのハートレートセンサーです
単体で利用できることはメリットですが
トレーニングの保存時間が1回と書かれおり
データの管理が面倒かな?と感じました
- 通信規格|Bluetooth、ANT+
- 重さ|58.97g
- 電源|電池式
- Amazon心拍計ランキング|18位
POLAR|ポラール 光学式 心拍センサー
こちらのPOLARは
腕バンド式ハートレートセンサーです
一見すると、同社の胸ベルト式と変わらなそうですが
こめかみで計測できることが革新的です
アームバンド式は光学式心拍センサーのため
LEDが搭載されています
普通は2つのところ、POLARは6つもあり
信頼性の高い心拍測定ができそうでした
- 通信規格|Bluetooth、ANT+
- 重さ|17g
- 電源|充電式
- Amazon心拍計ランキング|7位
光学式心拍センサーの仕組みは後述しています
2022年のハートレートセンサーはアームバンドが人気
腕に巻くアームバンド型は、光学式センサーで測定する
ハートレートセンサーです
たとえば、アップルウォッチも同じ計測方法ですね
ラクに測れるのが人気の要因でしょう
アームバンド型の注意点は2つ
- 安価なものは精度が低い
- 精度が高いものは高額である
価格が気にならない人にとって
服を脱がずに、手軽に装着できることは
胸ベルトでは得られないメリットです
Wahoo TICKR FIT
Wahoo(ワフー)は2009年にアメリカのジョージア州
で誕生した、ランナーとサイクリストのためのブランド
チームスカイの公式ハートレートセンサーを務めています
これは分かりやすい判断基準です
実はこのチーム、ツールドフランスのチャンピオンであり
レースに勝つための重要なデータを、Wahooが支えてる
その環境を私たちも身につけるだけで簡単に使えます
つまり、信頼性が高いブランドです
- 通信規格|Bluetooth、ANT+
- 重さ|45g
- 電源|充電式
- Amazon心拍計ランキング|ー位
- サイクルコンピューター・GPS|12位
XOSS 心拍計アームバンド
XiaomiのXOSSには胸ベルトだけではなく
アームバンド式も用意されていました
胸ベルトと違いは3つあります
取り換え用のアームバンド
アームバンドならではの身軽さ
電源は充電式
以上はアームバンド式のメリットです
一方で、サクラチェッカーの数値が気になりました
- 通信規格|Bluetooth、ANT+
- 重さ|87g
- 電源|充電式
- Amazon心拍計ランキング|12位
- サクラチェッカーの評価|1.80:危険
CooSpo 心拍計アームバンド
アームバンド式のハートレートセンサーは
CooSpoにもあります
価格帯も似ていて、デザインも似ている上に
サクラチェッカーの評価までも似ています
- 通信規格|Bluetooth、ANT+
- 重さ|54.4g
- 電源|電池式
- Amazon心拍計ランキング|11位
- サクラチェッカーの評価|2.40:危険
光学式心拍センサーはLEDの数が決め手かも
光学式心拍センサーの仕組みは
LEDを照射し反射した量で計測します
つまり、こう考えることもできます
LEDの数によっては、光学式心拍センサーの精度を
上げることになるかもしれません
前述したPOLAR|ポラール 光学式 心拍センサーには
6つのLEDがあると、商品ページで強調されており
CooSpo 心拍計アームバンドは2つです
サクラチェッカーの評価が高い、Wahoo TICKR FITの
LEDは2~4つ程度でしょう
考えても答えはでない上に
光学式センサーは胸ベルトより高額です
精度、値段を考えるとハートレートセンサーは
胸ベルトをおすすめします
BluetoothとANT+の違いは?
今回紹介したハートレートセンサーには
BluetoothとANT+が搭載されていています
ANT+は2つのシステムと互換性があります
- サイクリングのペダルシステム
- ジムのエアロバイクなどの器具
Bluetoothはお馴染みの通り、スマホと互換性があります
いずれも、計測データを送るために使われますが
もし、ランニングだけでもいい。という人は
ANT+は不要です
Bluetoothでデータを受けるには、アプリが必要です
たとえば
- Garmin Connect
- Nike Run Club
以上のアプリを使って、詳細データをあつめられます
補足しておくと
Garmin Connectはランニングウォッチが必要です
スマホとハートレートセンサーだけで使うなら
Nike Run Clubをダウンロードしてください
XOSSとCooSpoの違いは?
アームバンドの2つの製品は、とても似ていたため
違いを調べてみました
2つのブランドに共通していることは3つ
- 中国ブランド
- 室内外のサイクリングアイテム
- ハートレートセンサー|胸、腕
以上が主要な項目です
かなり似ているため、どっちがいいの疑問ですが
Amazon内のホームページを見比べて
分かった違いを下記の表にまとめました
XOSS | CooSpo | |
---|---|---|
サイクルコンピューター | 〇 | 〇 |
ケイデンス | 〇 | 〇 |
ハートレートセンサー | 〇|胸、腕 | 〇|胸、腕 |
アクセサリー | 〇 | × |
今回はランナーにおすすめのハートレートセンサーを
探す記事のため、項目の説明は省略します
XOSSのアクセサリーはロードバイクで使える
ライト、付属品、キャップなどを示しています
信頼度はいずれも胸ベルトが高く
Amazonのレビューとサクラチェッカーの差が大きい
アームバンドは選ばない方がいいと思います
仮に胸ベルトを検討するとしましょう
なにか参考例があると便利ですね
前述しましたが、CooSpoのハートレートセンサーH6は
私のインプレ記事を参考にしてください
安いのに全く問題ないことに驚いています
>>関連記事|190㎞走ったインプレをまとめました
使うときの注意点は?
ハートレートセンサーを使う注意点は2つ
- 運動前に身につける
- 接続を確認する
以上の確認は忘れずにしておきましょう
デバイスによって起動方法の違いもあります
- 物理ボタンを押して起動するタイプ
- 身につけるだけで起動するタイプ
2つめのタイプは慣れればスムーズに使えます
物理ボタンのタイプを使ったことはありませんが
操作しやすいことが高評価を受けていました
いずれにしても、接続の確認は必要です
ランニングならスマホやランニングウォッチを確認して
走り始めてください
異常な心拍数を計測したときの対処は?
ハートレートセンサーの中には、異常な数値でます
200以上は危険とされていますが
出るはずのない数字と言うこともできます
自分の最大心拍数を知りたい人は
下記の式で計算してみましょう
最大心拍数=220ー年齢
ハートレートセンサーの異常が出た時の対処法は3つ
- 電池を抜く|電源を切る
- Bluetoothを外す|再起動する
- 電極パッドを拭く
以上を見ると、あまり具体的な方法ではありません
これは言い換えると、製品選びが重要となり
ハートレートセンサーは精度が命と考えるならば
胸ベルト選ぶ方が、問題はないと言えます
Garminのランニングウォッチならあなた仕様に設定を変えられます
Garminのランニングウォッチを持っている人は
今以上にハートレートセンサーの精度を上げられます
是非次のことを
Garminのランニングウォッチで試してください
- メニュー
- マイデータ
- ユーザープロフィール
- 心拍ゾーン
- 規定値
- 安静時心拍
もし、異常値が出たときにも効果的です
安静時心拍は1か月単位で変わる。と言われています
さらに、同じ環境で測りましょう
私は朝起きてから、1分間の脈拍を測ることにしています
是非お試しください
最短で成果を出したいならハートレートセンサーを使おう
ハートレートセンサーを使えば
あなたの運動が見える化します
デバイスを身につけるだけでできるため
誰でも簡単にできます
数か月後には効果を実感するでしょう
小さなことに気を取られてる前に
仕組みを作っておくと安心です
まとめ
ハートレートセンサーを10種を紹介しました
やはり胸ベルトで計測するタイプをおすすめします
ハートレートセンサーは精度が命です
精度が高いハートレートセンサーは胸ベルトでした
価格の差はありますが、性能の違いはほぼありません
運動できない理由の中に
運動神経がないことを気にすることが含まれていました
でも、運動はセンスがなくてもできます
運動神経がなくてもできることはたくさんある
-
-
誰でもできて運動神経が微妙でも体力のいらない8つの運動まとめ
運動を始める時、何を選べばいいのかわからない こんな悩みは、簡単に解決できます また、体力に自信のない人でも 必ず自信を持ってできるようになるヒミツは できることを集中して ...
続きを見る