ピッチを上げるには
自然なランニングフォームで走りましょう
タイム更新・ケガの防止に役立ちます
自然なランニングフォームとは
体に刻まれている、走る仕組みです
だから、誰もが走れる
という結論に繋がっていきます
でも、走れない人は
不思議に感じるはずですよね
その答えをまとめました
実は、誰もが走れる
ランニングフォームの分析は
ピッチとストライド、この2つの指標を使うと
簡単にできます
たとえば
50mを20歩で走ることは
40歩にしたほうが
体の負担を減らせるように
長距離を、ラクに走る仕組みです
だから、ピッチの理解を深めましょう
なぜ、ピッチを上げて、負担が減るのか?
これは大股で走るときと
比較してみてください
簡単ですが、具体的に実感できます
とはいえ、ピッチよりストライドを重視する
練習方法が注目を集めています
しかし、大事なのはピッチです
基礎からから固めていきましょう
オリンピック選手であり
裸足のランナーとして知られている
アベベ・ビキラは、高ピッチで走っていました
少し古い記録ですが
ピッチについて学ぶには十分です
2022年現在の世界記録保持者
エリウド・キプチョゲとアベべ・ビキラとの
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- ピッチ差は9歩
- ストライドは23㎝
[/st-mybox]
です
下記表はその他2名を加えた、数値のまとめです
選手名 | 大会|タイム | 平均ピッチ|回 | 平均ストライド|㎝ | 身長|㎝ | 身長|% |
大迫 傑 | 18年シカゴ|2:05:50 | 184 | 181 | 170 | 106 |
設楽 悠太 | 18年東京|2:06:11 | 200 | 166 | 174 | 95 |
エリウド・キプチョゲ | 18年ベルリン|2:01:39 | 187 | 185 | 167 | 110 |
アベベ・ビキラ | 64年東京|2:12:11 | 196 | 162 | 171 | 94 |
さて、私を含めたアマチュアランナーは
やはり、ピッチを上げたほうがいいでしょう
その理由は2つあります
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- ストライド強化は負荷が増す
- 基礎がないことはピッチの低さで分かる
[/st-mybox]
まず1つめの、ストライド強化についてまとめます
歩幅を増やすことは、ナイキのヴェイパーなどの
ランニングシューズを履くことで
割と簡単にできるようになります
なぜなら、カーボンの特性を活かして
足の力を上げられるからです
しかし、その力を受けとめるだけの
足の力がなければ、必ずケガをします
その分かりやすい基準として
普段走るピッチが基準となります
なぜなら、ピッチが高いことは
正しいランニングフォームで走れていることの
証拠となるからです
そして、いかに自然に走るか
これがランニングフォームを見直す
基本テーマです
ピッチはこの流れをたどると
簡単に上がります
自然なランニングフォームを3つに解剖します
ランニングフォームは3つに分けて
理解を広げましょう
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 足のしなり
- 着地の瞬間
- 体重の位置
[/st-mybox]
自然なランニングフォームで走ると
進む感覚が変わります
①足のしなりを使う
足のしなりは、走るための仕組みです
実は、歩くときも使っています
歩きと走りの違いを、足の部位で示すと
かかとで着地するか、しないかの差です
裸足で走ると、一発でわかりますが
走るとき、かかとはつきません
是非やってみてください
かかとを地面につくときは、歩くときだけ
つまり、かかと着地で走ることは
走る仕組みではありません
なぜ、かかと着地で走るのか?
とはいえ、かかと着地で走る人は
割といます
前を走っている人がいたら
観察してみてください
その理由は、2つあります
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 足の力がない
- 走る仕組みを知らない
[/st-mybox]
歩くときは、かかと着地です
だから、そのまま走ろうして
あまり前に進まない
と感じるのは、当然です
なぜなら、走れない仕組みで
走ろうとしているからです
[st-mybox title=”メモ|走れない人の特徴” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
目の前の人は、かかとが内側に倒れこみ
背筋も伸びていないし
重心は後ろに落ちていたりもします
[/st-mybox]
かかとで着地するか、しないか
簡単そうですが、割と大きな問題です
次のテーマでその理由をまとめています
かかと着地でランニングフォームは乱れる
なぜ、自然なランニングフォームで走れないのか?
ハッキリ言うと、クツが悪いからです
人は地面の反動を
足でキャッチして、次の1歩へ乗せています
つまり、基礎は足から作られます
クツこそ、走る仕組みを作るのです
[st-div class=”” margin=”0 0 -5px -5px” padding=”0 0 0 0″ add_style=””][st-minihukidashi fontawesome=”fa-check” fontsize=”” fontweight=”bold” bgcolor=”#FFECB3″ color=”” margin=”0 0 0 0″ radius=”30″ position=”” add_boxstyle=””]ランニングシューズの基本をまとました[/st-minihukidashi][/st-div][st-card myclass=”st-card-minihukidashi” id=”3242″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”#cccccc” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
②5か所が直線上に並ぶ
自然なランニングフォームは、着地したとき
足・ヒザ・腰/股関節・肩・頭の
5か所が、直線上に並びます
まず、証拠を見てみましょう
サンプルは、キプチョゲとボルトです
誰よりも長距離と短距離を速く走れます
[st-mybox title=”メモ|インスタを活用しよう” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
キプチョゲとボルトの写真は
インスタの動画を元ネタにしました
タップすると、インスタに飛びます
>>ウサイン・ボルト
[/st-mybox]
ポイントをおさらいして
もう一度見てください
距離は違っても、走る運動は同じです
できないと思うと、大切なことを見逃す
彼らのタイム以上に走ることは
120%無理です
しかし、5か所を揃えて走ることを
マネできる可能性は、80%くらいあります
残りの20%は、やる気持ちです
とにかくやってみること
これが超大事です
ランニングのいいところは
ちゃんとした見本と知識があれば
誰でもできてしまうところです
基礎を整えて、何回も試せば、実は誰でもできる
できる、できないは自分が決めます
次のサンプルは、僕です
あなたと同じく
僕も、ランニング初心者でした
だから、できることを絞った結果
必要なことは2つだけでした
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 本を2冊読んだ
- トップランナーの走る姿を見た
[/st-mybox]
おそらく、“走る”と“本を読む”ことが
結びつかない人は割といます
ここで、よく考えてみましょう
ランニングフォームは走る仕組みなので
誰にでも、体に刻まれています
だから、上手くやれば、自然と出てきます
これは、プラモデルを説明書を見て
作るか、作らないか
くらいの、超簡単な話です
説明書を読めば、誰が作っても
最後まで作れたはずです
それ以上のクオリティは
突きつめていくしかありません
つまり、先に基礎を学びましょう
結果的に、あなたらしく色づけを楽しめます
③体重は前にある
ランニングフォームは、ここの話でまとまります
前に進むとき、体重は常に前にあります
ここまでの過程を知らずに
“体を傾ける”というような、中途半端な理解だと
先に進めません
足のしなり・5か所のポイントを知らなければ
”ただ、傾けただけ”になるからです
前に傾くことの何が悪いのかというと
走る仕組みは、ぐちゃぐちゃになります
大事なので、もう一度まとめると
走る仕組みは、5か所で体重を分散し
足のしなりを使って、受け流しています
単純に見える“走る仕組み”は
いろんな要素が集まってできています
これ超重要です
決して忘れないでください
ピッチを支えるランニングフォームは超自然
ピッチを上げたいなら、自然に走りましょう
初めは難しく感じます
これは当然です
ただ、走るという動きは、理解して置くだけでOK
後は、体が勝手にやってくれます
ランニングフォームを知るために
読んだ本は、この2冊です
>>ランニング革命 もっと速く、長く、ずっと怪我なく走るための方法
1冊目はランニングフォームについて
2冊目は足とクツについて
各々、めちゃめちゃ掘り下げられて書かれていて
「こんな練習しましたよ」
というノウハウ系とは、大違いでした
Kindle Unlimitedにも選ばれています
つまり、おトクです
まとめ|ピッチを上げるにはランニングフォームの見直しから
ピッチを上げるために
走る仕組みを使います
足の力は、しなりを生み
5か所が揃う仕組みは、理解を深め
前に置かれた体重が、走る楽しさを教えてくれます