この記事は酒さで悩んでいる人向けの記事です
この記事のポイントは2つ
- 酒さが治ったスキンケア方法
- スキンケア化粧品の医学的な位置づけ
つまりこの記事は
酒さが治った人の経験と医学的な根拠でまとまった
信用性がある記事と言えるでしょう
注意ポイント
読み始めて頂く前に、念を押させてください
記事に書かれたことを試した後に
問題が起きた時の責任は負いかねます
結論|酒さの治療は時間がかかる。でも治る
酒さ顔に炎症が起きた病気です
特徴は3つ
- みけん、ほほがずっと赤い
- 赤、白ニキビがある
- 乾燥しているようで、脂っぽさがある
一般的に病気は専門医に行って治ります
ただ、酒さは別物と捉えてみてください
その理由も3つ
- 原因は多数、治療方法は確立されていない
- スキンケアしていたら治らない
- 治すには知識がいる
まず、酒さの原因は多すぎるため、すべて避けることは
かなり難しいと言えます
そのため、決定的な治療方法は確立されていません
誰もがスキンケアを欠かさない世の中ですが
自分で買えるレベルのスキンケアのなかに
治療の効果を持つものは100%ありません
薬機法でそのように決められています
参考元:薬機法とは?|薬事法広告研究所
治療方法がない。スキンケア化粧品は効果がない。
こうなると手も足もでないと思いますが
1つだけ解決方法があります
それは、皮膚の仕組みを知ること
正確に言うと、健康な皮膚ができる仕組みを学びます
すると、スキンケア方法は、1つにまとまり
酒さは治り始めるでしょう
酒さが治るまで|見直したスキンケア
酒さが治ったスキンケアをまとめます
- 化粧水を使わない
- 保湿はワセリンだけにする
- 洗顔は泡で優しく洗う
いかがでしょうか
期待していたスキンケア方法とは違いますよね
いままでと違いすぎるため、不安かもしれませんが
スキンケアは本当は、これくらいで大丈夫なのです
1つずつ、まとめてお伝えしていきます
1.化粧水は使わなくてOK
化粧水はやめて問題ありません
なぜなら、人のうるおいは皮脂で作られています
化粧水がいらない理由
- 化粧水の主成分は水
- 水で皮膚バランスは崩れる
- 皮膚のうるおいは水ではなく皮脂
- 酒さの処方箋で化粧水は出てこない
製品の主成分は裏に表示されています
この順番を決めているのは、量です
よって、化粧水の主成分は水と言えます
人の皮脂は水溶性です
水で溶けるため、表皮にある皮脂は流すことができます
すると、皮膚のバランスが崩れて、刺激に弱くなります
人体の60%は水です
しかし、私たちの想像する水ではありません
実際に皮膚を切ったとき、流れるのは血液か体液です
酒さは皮膚の病気です
そのため、皮膚科に行って薬をもらうことが一般的です
結論から言うと
5年間で化粧水を処方された経験はありません
自分から進んで買うことはできますが
処方箋窓口からは出てきません
皮膚科の窓口から出てきます
化粧水がいらない理由はもっとあります
酒さと化粧水のまとめ記事
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2.保湿はワセリンでOK
皮膚のうるおいは皮脂です
皮脂は足りない時に出てきますが
過剰に出てくる原因は、皮膚に異常が起きた時です
ワセリンは直接的に保湿しませんが
刺激から皮膚を守り、健康な皮膚を作る準備を助けます
つまり、酒さにはワセリンで覆って
健康な皮膚を作りなおす作業が必要なのです
スキンケア化粧品と皮脂は別物です
今のところ同じ成分は作られていないため
もともとある皮脂を活かしたほうが
より早く健康な皮膚を取り戻せます
つまり、皮膚の自然な皮膚バリアを真似て作られた
保湿クリームはいりません
最後にワセリンの安全性を確認しましょう
- 40年以上の使用実績
- 皮膚刺激性:ほとんどなし(データなし)
- 皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし(データなし)
酒さとワセリンのまとめ
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3.洗顔は泡で優しく洗う
皮膚は思った以上に繊細な組織です
酒さの時は、特に繊細になっています
洗顔が重要な理由
- 酒さは刺激に弱い
- 皮膚のバランスを整える
- 皮膚のターンオーバーは約6週間
酒さは赤く炎症が起きていますが
それほど刺激に弱い状態と言えます
ターンオーバーは約6週間で起こります
この流れは少しずつ変わるとイメージしてください
医学的には、角質層は常に入れ替わるとされています
つまり、常に刺激は少ないほうがよく
酒さで炎症が起きている状態を考えると
洗顔は泡で優しく洗う必要があるのです
参考元:医師が教える「肌構造が甦るシンプルスキンケア」|美容常識の9割はウソ
酒さと洗顔のまとめ
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スキンケア化粧品の位置づけ
スキンケア化粧品の位置づけはご存じですか?
今後の酒さの考え方だけではなく
お金と時間の節約に繋がります
是非知っておいてください
肌に触れるものは3つに分かれます
- 医薬品
- 医薬部外品
- スキンケア化粧品
分かれる基準は、薬機法です
1つずつ目的が決められています
医薬品は治療又は予防
医薬部外品は指定された項目を緩和させる
スキンケア化粧品は身体を清潔にし、美化し、魅力を増す
ための作用が緩和なもの
医薬部外品の項目はこんなものです
- 吐きけ
- 口臭
- 体臭
- あせも
- ただれ
- 脱毛・育毛・除毛
参考元:薬機法とは?|薬事法広告研究所
市販で買える化粧品では変われない
医薬品・医薬部外品・スキンケア化粧品の目的を知ると
まず、酒さには医薬部外品はいらない判断できます
なぜなら、作用が緩和なことが理由です
酒さの人なら、効き目を優先したいですよね
続いて、スキンケア化粧品の目的は
キレイに見せることでした
治すことと、見せることは全く違いますよね
つまりスキンケア化粧品もいりません
残った医薬品には期待できます
なぜなら、治すことが目的だからです
一方で、酒さには特効薬がありません
理由は原因や治療方法が確立されていないためです
これはMSDマニュアルにも書かれている事実です
結論|酒さはスキンケアをしない。では治らない
前述したスキンケア方法を思い出してみましょう
することだけまとめます
- 洗顔をする
- ワセリンで守る
たった2つですね
つまり、酒さはスキンケアをしないで治る。わけではなく
皮膚本来の仕組みが戻るまで、ゆっくり待つ必要があり
その環境はスキンケアで作れます
酒さに焦りは禁物
すぐ治したい気持ちはなかなか止められません
そりゃもちろん早く治したいですよね
ただ、ここまでの解説で分かったと思います
残念なことに、そんな方法はありませんでした
皮膚は悪い状態が続くほど、良い状態に戻るまで
時間がかかります
なぜなら、ターンオーバーは常にしています
この間に問題が起きれば、健康な皮膚は遠のくのです
刺激を与え続けることを言い換えると
問題の先送りと同じではないでしょうか?
そして、スキンケア化粧品を使うことは、問題ですが
知ってしまえば簡単なこと、見つけにくかっただけです
ということで、酒さが治るまでゆっくり待ちましょう
待っている間は、不安に襲われると思います
そんなとき本を読んでみてください
皮膚の仕組みを知りたけれ本を読もう
酒さが治るまでの不安は、本が解決してくれます
間違いを判断するには、医学的な基準を知ることです
この際、美容の知識は捨ててしまいましょう
結論を言うと、この3冊で皮膚の知識は身につきます
酒さの意識が変わる|たった3冊の本
2022年6月15日現在の情報をまとめると
全部読むには、4,358円もかかります
人によって感覚は違いますが
一般的には高いと感じますよね
そんなときは、1冊目だけ読みましょう
他はあとからでもいいかもしれません
美容常識の9割はウソのまとめはコチラからどうぞ
まとめ
酒さが治ったおすすめのスキンケアをまとめました
新しいことにはいつも不安がついてきます
不安を取る方法は、自分が納得できる根拠を持つこと
その根拠は知識で始まり、経験でまとめられます
紹介した書籍
酒さに5年悩み、治った経験から
あなたの疑問にも答えられると思います
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