ヴィーガンとはこうだ。と答えられる人は
多くはありません
ヴィーガンとは、何のくくりなのかわからないから
と言えるほど、ややこしいことは確かです
実はヴィーガンと呼ばれる人達を、分けるのは簡単です
完全菜食主義であること
動物が自然に生きる環境をつくること
この2つを合わせて、ヴィーガンと呼びます
ヴィーガンとベジタリアンの違い
ヴィーガンとベジタリアンは、どちらも菜食主義者です
つまり、ベジタリアンがベースにあります
これに加えて、ライススタイルすらも変えた人を
ヴィーガンと呼びます
分かりやすく言うと、こんなライフスタイルを送ります
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 牛肉、豚肉、鶏肉、魚肉、獣肉を食べません
- 動物素材を着ない、使わない
- 動物が自然に生きられる環境づくりに協力する
[/st-mybox]
ヴィーガン | ベジタリアン | |
---|---|---|
肉 | × | × |
魚 | × | × |
鶏卵 | × | 〇 |
乳製品 | × | 〇 |
ハチミツ | × | 〇 |
この表はザックリとした項目をまとめたものです
そもそも、乳製品やハチミツを食べない理由は
動物が労働しているかどうか。が起点となります
分かりやすく言うと、次の通りです
乳製品は家畜動物が労働してできた食べ物
ハチミツはミツバチのごはんであるため
完全菜食主義のベジタリアンと違うポイントは
ライフスタイルです
このように動物が生きる環境に注目した生き方を
ヴィーガンと呼びます
ヴィーガン・ベジタリアンの種類
ライフスタイルは、人により違います
完全菜食主義のベジタリアンの中には、いくつかの種類が
あり、ヴィーガンはその1つです
その他のベジタリアンは、主に次の3つに分けられます
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- オリエンタルベジタリアン
- オポ・ベジタリアン
- ぺスカタリアン
[/st-mybox]
いずれも、食べ物と環境への関心と行動が違います
補足程度ですが、フレキシタリアンもまとめました
アジアがルーツ|オリエンタルベジタリアン
台湾にルーツがある、オリエンタルベジタリアンは
五葷(ごくん)と呼ばれる野菜を食べません
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- にんにく
- にら
- らっきょう
- ねぎ・たまねぎ
- 浅葱(あさつき)
[/st-mybox]
これ以外を含む野菜を食べるのが
オリエンタルベジタリアンと呼ばれています
分かりやすく言うと、精進料理が身近な存在です
いまや簡単には食べられない、精進料理は
アジアから渡り、お坊さんが食べる料理を指します
オリエンタルの語源は、東洋的なモノを指しているため
仏教徒が多いアジア圏がルーツとなっています
卵は食べる|オポ・ベジタリアン
ベジタリアンの中でも、鶏卵を食べる人は
オポ・ベジタリアンと呼ばれます
オポ・ベジタリアンが食べている鶏卵は、特別なものです
その鶏卵は、平飼いと呼ばれ
自然に放牧されたニワトリが生んだ卵です
その環境では、有精卵も混ざって存在しますが
有精卵以外の鶏卵を食べる。と考えられます
なぜなら、オポ・ベジタリアンもヴィーガンと同様に
動物が自然に生きられる環境づくりに協力する
ライフスタイルを生きているからです
オポ・ベジタリアンを詳しく解説した記事はコチラです
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魚を食べる|ぺスカタリアン
魚を食べる菜食主義者を、ぺスカタリアンと呼びます
オポ・ベジタリアンは平飼いの鶏卵を選んで食べますが
ぺスカタリアンは魚の種類は選びません
大型魚ではなく、小型の魚を食べる傾向にあります
そして、魚は痛覚がないことは、論争になるポイントです
なぜなら、最新の実験ではヤドカリに痛みを避けた行動が
見つかり、魚も傷みを感じるのではないか?
と考えられています
つまり、日本の小魚の踊り食いや、ドジョウ鍋は
完全にNGと言えるでしょう
ただし、動物が幸せに生きることを考えると
魚は痛みを感じるのに、食べられていると考えた場合
ぺスカタリアンはどんな生き方をするのか
気になるところです
また、漁獲方法も争点の1つです
近年問題視されている、乱獲は大きな網で小さい魚を獲る
漁業を指し、結果的に海の食物連鎖を崩す要因の1つと
言われています
参考元:Weblio|乱獲とは何?
いいとこどり|フレキシタリアン
基本は植物性食品を中心に食べますが
肉と魚も食べるという、柔軟なベジタリアンスタイルを
フレキシタリアンと呼びます
セミ・ベジタリアンと呼ばれることもあり
動物性食品を食べてもOKなことは、後述する栄養面を
カバーするメリットもあるため
ベジタリアンの入門と捉えることもできます
逆にお試しで取り組んでみて、変化を感じることは
私見を広げるため、おすすめです
ヴィーガンとマクロビの違い
マクロビはヴィーガン、ベジタリアンとは違います
ただ、もっともバランスが良い食生活の1つです
次の3つが、ヴィーガン、ベジタリアンとの違いです
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- 食制限はなく「長生きすることがポイント」
- 簡単に言うと「和食」
- 食制限はない「動物性食品を食べる」
[/st-mybox]
マクロビの理念は、3つでまとまります
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- ある土地の旬なモノを食べる|身土不二
- たとえば、魚と野菜はまるごと食べる|一物全体
- 季節の寒暖に合わせて食べる|陰陽調和
[/st-mybox]
マクロビの発祥は、アメリカですが、着想は日本です
マクロビオティックは、Macrobioticとなり、詳しくは3つ
のキーワードでまとまります
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- marco|大きい、長い
- bio|生命
- tic|術、方法
[/st-mybox]
マクロビは玄米を主食にし、野菜の皮をむきません
これは、「一物全体」の考えから始まっていますが
実は野菜は皮に栄養が多いことは、徐々に一般的になって
きています
そのため、有機野菜や無農薬の野菜を選ぶことが
多くあります
ヴィーガンのメリット
ヴィーガンとして生きるメリットは2つあります
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 食事制限は体調の改善と変化を感じる
- 消費をコントロールして、環境を変える
[/st-mybox]
要するに、食制限をすると食べ過ぎ防止に繋がり
食べるものが減れば、作られる環境は変化します
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
食べ物は家畜として生きる牛、豚、鶏を指し
作られる環境は家畜や養殖される、魚です
[/st-mybox]
たとえば、家畜が出す温室効果ガスは、温暖化の原因で
その家畜を育てるために、水は減り、土地は作られます
ただ、この事実はあまり知られることはありません
一方で、ヴィーガンとして生きるのは、正直大変だ。と
個人的に感じる理由は、食べ物の好き嫌いだけではなく
人体の構造に関わること。だからです
老化が進む理由は、タンパク質にある
生物学的な話が、ヴィーガンとして生きるデメリットに
繋がります
端的に言えば、内面と、外見の話です
たとえば、こんなことです
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- 人体の構成要素は、ほぼタンパク質
- ヴィーガンは老化がはやい
[/st-mybox]
まず、前者から見ていきます
人体を生物学的に見ると、かなりシンプルにまとまります
60%は水分ですが、次に多いのはタンパク質です
そしてタンパク質は、次の要素の材料になります
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 筋肉
- 臓器
- 皮膚
- 骨
- 毛髪
- ホルモン|体の機能を調整するもの
- 酵素
- 抗体
[/st-mybox]
このあたりの話は、下記の書籍が分かりやすくまとまっています
選べることは裕福な証拠
完全菜食主義でも、タンパク質は補えるかもしれません
しかし、世界レベルで見るとそれだけで生活するには
見逃せないことは次の2つです
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 貧富の差
- 時間の差
[/st-mybox]
裕福でない場合、ヴィーガンとして生きるのは難しい
でしょう
ただ、それは昔の食生活に戻るチャンスでもあって
マクロビや、フレキシタリアンとして生きるのが
ちょうどよいのかもしれません
タンパク質は若さを支えているかもしれない
人はタンパク質がなければ、減っていきます
減るのは体重ではなく、生命力と言えるかもしれません
生命力はシワがない。ことなど外見的な要素があります
こちらは、Googleで「ヴィーガン 10年後 老化 写真」と
検索した結果です
単純に考えると、ヴィーガンが要因と言われますが
本当にそう言えるのでしょうか?
個人的には、フレキシタリアンに近い生き方をしてます
なので、真意についてはわかりません
バランスを取り続けるのが一番良い
食のライフスタイルが増えています
これを簡単に言うと
人は選べるくらい裕福になった。と言っても決して
言い過ぎではないでしょう
そもそも論ですが、人は選択肢のない時
選ぶことはできませんよね
ただ、簡単に知る方法は
レストランで食べてみることでしょう
実はヴィーガンやベジタリアンを気軽に体験できる
場所は近くにあります
東京都内に集中していますが
気軽に行けるお店も加えた、レストランガイドを
簡単にまとめました
手軽にヴィーガン料理を楽しめる場所|関東版
東京都内には、ヴィーガン、ベジタリアンのお店が
増えています
最近は、表参道ヒルズの裏にも「WAYBACK burger」が
アメリカから初上陸しました
ネクストミートを使った
ヴィーガンバーガーも食べられます
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