酒さ

「するスキンケア」と「しないスキンケア」の違いとは?

2022年3月21日

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何事も、1つの選択肢だけでは問題が起きた時に、対応力が落ちます

その例として、スキンケアの一般的な捉え方は、「する」ことです

一方で、「しない」場合を考えてみたことはありませんか?

スキンケア化粧品は主に、顔に使われますが、体はしなくてもいいのでしょうか?

あとでチェックしていただければ構いませんが、あなたのおしりの皮膚と、顔の皮膚

「きめが細かい」のは、どちらでしょうか?

 

なぜ、スキンケアをするのか

人はなぜ、スキンケアをするのでしょうか?

Google検索の順位は、人気度の裏返しです

そこで「なぜ、スキンケアをするのか?」と検索し、アクセスの多いサイトから、2つの一般的なスキンケアに関する事実を見て、疑問を解き明かしましょう

1つめは、アンケート調査です

マイナビでは、「男性がスキンケアをする理由、1位は?」の調査結果を公表しています

スキンケアをする理由の上位2位は

  • 「キレイな肌を保ちたい」|35.1%
  • 「若々しい肌を保ちたい」|24.7%

10代~40代で、もっとも多かったのは

  • 「キレイな肌を保ちたい」|27.3%~42.4%

50代の理由からは、気持ちの変化を感じ取れます

本質的な若さを求めているようですね

  • 「若々しい肌を保ちたい」|36.4%
  • 「キレイな肌を保ちたい」|18.2%

後者は、2割以下となりました

出典元:マイナビ|男性がスキンケアをする理由、1位は?

 

2つめは、企業のサイトから引用します

空気の汚れ、暖房や冷房にあたること、ストレスや疲労…。私たちの毎日の生活には、肌へ負担をかけるたくさんの原因があります。
現代の私たちを取り巻く複雑な環境に対応し、肌を本来のあるべき状態に整えること。
自分の手で自分をケアすることで、誰もが自分の肌と向き合う時間をつくること。
2つのことを目的に、無印良品のスキンケア商品は誕生しました。

引用元:無印良品|私たちはなぜスキンケアをするのでしょう? 無印良品は、まずそこから考えました。

 

まず、水と油は相反するものです

ただ、スキンケア化粧品の主成分は、水と油です

成分の詳しい話は、別の機会にお話ししましょう

人体の60%以上は水分です、人の皮膚にはうるおいが必要とされています

なぜなら、「皮膚バリア」を作り、刺激や菌などのあらゆるものから、体の内部を守るためです

海外では、皮膚は臓器の1つとして考えられています

この「皮膚バリア」の1番外側、つまり、外に出ている箇所には、うるおいを逃がさないように「皮脂」の膜があります(1)

人の皮脂は水溶性なので、水で簡単に流れることは、医学的に証明されていること(2)

つまり、水と油の関係性と、皮脂は水溶性、この2つの事実をまとめた結果、次のようになります

まず水を避けることが、肌を本来のあるべき状態に整えること。と改めることができるのではないでしょうか?

(1)マルホ|皮膚の特徴 ~皮膚バリア機能とは~

(2)美容常識の9割はウソ

 

健康な皮膚のメリットは、キレイを維持する仕組みを備えていること

肌のきめ細かさは、健康な皮膚の証拠です

これは、美肌の基本と考えられています(3)

この事実に気づいたきっかけは、私自身の皮膚が赤く、ひどい状態になった「酒さ」になったことです

数冊読んできた書籍の中で、「肌断食」は、きめの細かさについて、納得できた内容が書かれています

肌のきめ細かさは、角質層が正常に作られている状態を指し、見た目は「キレイな肌」とまとめられていました

その後、知識を深めていく中で、刺激に弱い皮膚の特徴を理解します

刺激に弱い皮膚の特徴は3つ

  1. 乾燥している
  2. つるつるしている
  3. 赤ちゃんの肌に似ている

このように、そもそもの美肌の定義とは、真逆の意味合いをもちまます

次項で、その真意をお伝えします

(3)肌断食

 

健康な皮膚の基準は「きめの細かさ」

スキンケアは「キレイになる」ことを、目的としています

前出した、マイナビの調査でも、「若々しい肌を保ちたい」との声が上がっていました

私も同様です

いつまでも若々しい肌を保ちたいと願い、「酒さ」を経験後は、その気持ちが高まったため、このように記事をまとめています

つまり、すべての記事に「キレイな肌を保ってほしい」ことや、「酒さを改善して欲しい」気持ちを事実とともにまとめています

 

話を戻しましょう

健康な皮膚基準は「きめの細かさ」です

その理由は2つあります

1.角質層の構成要素から理解できる

皮脂・角質細胞・角質細胞間脂質の3つで、正常な角質層を作っています

角質細胞には、水分を保持する「天然保湿因子」が含まれています

分かりやすく言うと、「ガラスで覆われた高層ビル」を想像してみて下さい

ガラスは角質、窓枠は皮脂、目には見えませんが、すべてをくっつけているのが、角質細胞間脂質です

話を少し戻し、刺激に弱い皮膚の特徴3つを思い出してください

実は、皮膚の柔らかさは、美肌とは違います

なぜなら、外の刺激に弱いためです

本来の健康な皮膚の基準に戻ると、「きめ細かい肌」とはは、別のものと理解できるでしょう

2.角質層には「皮膚バリア」で刺激を遮断する能力がある

あらゆる刺激は、角質層が作る「皮膚バリア」で防がれています

仮に、刺激を防げなかった時、どんなことが起きるのか?

皮膚の奥がダメージを負います

分かりやすく言うと、角質細胞がうまく生産されません

角質細胞は、人間に似ています

立派な角質になるために、赤ちゃんから大人になるまでの、成長期間が必要です

それを私たちはすでに、「ターンオーバー」という言葉で理解しています

約3週間かけて、「ターンオーバー」は起こり、古い角質は自然と剥がれ落ちるのです

つまり、「バランスを崩した状態」が続き、皮膚の生産ラインがダメージにより狂う

結果的に、守る術を持たない皮膚は、刺激によって老化が進むのです

酒さに置き換えて考えたら、ずっと赤い状態が続き、改善はしません

 

ここで1つ補足しておきましょう

刺激によって老化が進む。ことを食い止るには、どんな方法が考えられますか?

冒頭の話を元に、簡単にお伝えします

スキンケアを続ければ、皮膚の弱体化は進むため、状況は悪くなる一方です

一度進みだしたら、簡単には戻れません

その理由は2つあります

  1. スキンケアをする以外に方法を知らない
  2. 皮膚科に通っているのにスキンケアを続ける

これ、どちらも私を指しています

つまり、酒さになる可能性と、なかなか改善しないことを秘めています

必ず気をつけてください

おまけに、長い間の習慣は「スキンケア=美肌」の錯覚を、どんな人にも植え付けていると考えられます

ここから抜け出すには、他の方法を知るだけです

もう1つおまけに、今後の判断材料になる「知識」を身につけることになるのです

 

「しないスキンケア」の基礎は2つ

別の方法を知ることは、今の方法を確かめるために有効です

人が1人では生きられないので、支え合いつつ今日を生き続けます

健康な皮膚も同様に、角質の3要素の支え合いが、今日の刺激を防いでくれるのです

このバランスを崩さないために、「しないスキンケア」をお伝えします

 

洗顔|皮膚の衛生状態を保つ

洗顔は美肌の基本です

時をさかのぼると、洗顔が一般に普及し始めたのは、江戸時代です

「都風俗化粧伝」(みやこふうぞくけいわでん)に書かれています(4)

また、腸内細菌のバランス維持が健康の維持となることと同様に、顔の皮膚にも菌は存在します

いくつか菌が、調和を取ることが望ましいことが書かれていました

表皮ブドウ球菌は角質層に存在しているため、無理に角質を落とすような行為をすると減ってしまします。例として、長時間の入浴、頻回の洗浄・洗顔、洗顔料・洗浄料の過剰使用などです

引用元:東京医療保健大学|ヘルスケアコラム|皮膚の常在細菌について

 

正しい洗顔のやり方

  1. 洗顔フォームを手に取る
  2. 洗顔ネットで泡立てる
  3. 顔と手の間に泡がある状態を維持
  4. 洗い方は、軽く押すだけ
  5. 流し方は、ぬるま湯を手に取り数回に分ける

以上です

シンプル印象以上に、効果的です

私が洗顔をするのは、1日1回だけ

朝は洗顔の洗い流しと同様ですが、水で洗い流します

洗顔方法を理解しやすくするために、次の意識持って、今日から変えていきましょう

「泡が汚れを吸い取る」ことが、洗顔の正しい方法とアップデートしてください

(4)ポーラ文化研究所|お化粧ヒストリー

 

ワセリン|保湿剤で膜を作れば「うるおい」は逃げない

人の皮脂は水溶性です

そのため、水で簡単に落とすことができます

前出した、健康な皮膚基準は「きめの細かさ」でもお伝えした通り、うるおいを逃がしたくないのなら、角質に目を向けましょう

一方で、ありがちなミスが生まれやすいことは、スキンケア化粧品で補うことを指します

結論はスキンケア化粧品を使うと、「皮膚バリア」を作る環境が壊れやすくなり、刺激を受けた角質の生産ラインが、壊れてしまうのです

しかし、嬉しいことはあります

人体には自分でうるおいを出す機能があり、たとえ壊れたとしても、必ず改善します

その手段は、ワセリンをうすーく塗るだけ

ワセリンの使いかた

手のひらに小豆1粒半取る

両手を閉じてワセリンを溶かす

手のひらで顔に乗せる

以上です

決してこすらないでください

これは皮膚を扱う基本で、ワセリン以外にも共通している理念と言えます

たまに、「ワセリンは石油だし体に浸透してあぶない」という人がいるようです

これは情報の多様化による、間違いです

結論を手短にまとめてお伝えします

ワセリンは鉱物油ですが皮脂と化学構造が違います。よって、染み込む心配は無用です

ワセリンは石油から作られます。もし、心配ならば白色ワセリンを選びましょう

補足すると、白いワセリンは「不純物がない」証です(5)

ワセリンは塗り過ぎると悪化する影響があるので、うすーく塗ることを忘れないでください

(5)美容常識の9割はウソ

 

「するスキンケア」と「しないスキンケア」の違い

「しないスキンケア」はすべてから解放されます

しかし、スキンケアという言葉には、惑わされてしまいがちです

原因を指摘する特徴に、「目に見えないこと」を挙げることについて、簡単に話しておきましょう

たとえば、空気の汚れ、暖房や冷房にあたること、ストレスや疲労などがそうです

仮に、疲労が原因とすると、睡眠をとる方が良いはずではないでしょうか?

空気の汚れ、環境の変化に耐えるには、あれをこう、これをこう、などなど......

率直に言うと、これがストレスを生んでいるのではありませんか?

改善しないことも、要因となりえるでしょう

もし、そう感じたのなら、皮膚を強くした方が良いです

つまり、「しないスキンケア」を実践した方が、きめの細かさは増すのです

 

栄養がないと健康を維持できない

細かいことを理解する前に、一度大きく見てみましょう

人の体は大きく、犬や猫以上の体積をもっていますが、どんな生命も小さな細胞の集合体です

そして、集合体には栄養が必要で、人類は腸から栄養を吸収して、全身に広げます

広がった先には、皮膚が待っていますね

つまり、皮膚を作り上げるには、内側からの栄養が必要なのです

正確に言うと、「栄養バランスの取れた食事をとる工夫」がきめ細かな美肌に繋がります

皮膚には内側から栄養が必要

真実は裏にある。正しい栄養知識は皮膚の再生に働く

  皮膚は突き詰めれば、細胞の1つ1つの集合体です その細胞自体に栄養素がなければ、維持することも、生産することも不可能 人の栄養補給は、口から食べることだけ つまり、食事と美肌は支え合う関 ...

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セラミドが人気の理由

角質のバランスは「皮膚バリア」を指します

角質の3要素

  1. 皮脂
  2. 角質細胞|天然保湿因子
  3. 角質細胞間脂質

このうち、角質細胞間脂質は、塗って補給できると考えられています

これは、セラミドと呼ばれており、ご存じの方も多いはず

加齢とともにセラミドは失われるため、誰もが補給したいと願いますよね

断っておくと、私は使用経験がありません

なので、専門書の事実をお伝えしておきましょう

セラミドを市販で手に入れようと考えている人は注意してください

結論は医薬品の方が効果は高いです

なぜなら、医薬品は国が審査をしています

反対に、スキンケア化粧品は「全成分表示」のルールを守り、定められた基準を超えなければ、売ることができます

詳しくは書籍の「美容常識の9割はウソ」を読まれた方が良いです

簡単に言うと、成分配合率が違います

同じセラミドでも、医薬品とスキンケア化粧品では、かなりの差があるのです

恐らくカルピスの原液を飲むか、薄めて多く飲むか。くらい違います

冗談はさておき、かなり違うことはすでに指摘されている事実です

スキンケア化粧品には治療の効果は認められていません

そうだとしても、なぜかスキンケア化粧品に頼る人が多いようですね

これも前出した「錯覚」を元に生まれているのでしょう

 

まとめ

スキンケアで、強い皮膚は手に入りません

きめの細かい肌が、強い皮膚を作ります

人体の仕組みに沿った、正しいスキンケアをしましょう

それを「しないスキンケア」と私は名付けました

簡単でストレスいらず、美肌を作るのはあなたの体です

 

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  • この記事を書いた人

まにゅ

『酒さを改善する』をテーマにブログを始めました。 改善方法は実体験を元にまとめられた、誰でもできる簡単な方法です。 サブテーマは『ランニング』と『悩み解決』について更新中です。 サクッと知りたい方は、下記プロフィールをご一読下さい

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