ランニングに慣れてくると、ただ走るだけでは
満足しない体になった人もいるでしょう
別の言い方をすれば、より速く走れるようになりたい
と願うようになった。と言えます
多くの人が、インターバル走を取り入れますが
なぜ、取り入れるのでしょうか?
今回は実際に走った感想と、データを用意しました
走るのがマンネリ化した人はトライするチャンスです
余った体力を有意義に使ってみましょう
インターバル走は速く走ることを感覚的に掴める
いつものランニングに飽きたら
インターバル走をやってみましょう
飽きる=マンネリ化と考えれば
新たな刺激で、ランニングに対する
向き合い方は変わります
インターバル走はペースの強弱をつけて
体がスピードを生む力を養う練習方法です
限界ギリギリの速度は、体と記憶に刻まれて
「これくらいの距離なら
これくらいの速さで走れるのか」
このように、自分の走力を体と頭で理解できます
理解を深めるために、是非データを活用してください
その一方で、ケガをしやすい練習方法ということを
忘れないでください
負荷の大きいことが、主な理由です
長くなりましたが、本題に入ります
今回のインターバル走の内容は下記の通りです
ウォームアップ|3.22㎞
┗5:22~6:00のジョギング
200m|3:58以上
200m|歩いて呼吸を整える
┗これを12回繰り返す
クールダウン|5分
┗5:00~5:36のジョギング
早速データを見てみましょう
200'm×12 インターバル走の結果はこちら
最高と最低を見比べてみる
今回のインターバル走は、ポイントが2つあります
- どれくらい速く走れたか?
- 何回速く走れたか?
また、速く走れた理由も知りたいところです
そのため、データと記憶をすり合わせましょう
なぜなら、同じことをもう一度やるためです
再現性が高いことは、簡単にできることです
最高ラップは8回目
最低ラップは24回目でした
徐々に遅くなっていくのは当然
回数を重ねれば、人は必ず疲れます
負荷に対する対応力が低下していくこと
と考えてみましょう
その対応力を伸ばす1つの方法が
今回行ったインターバル走でした
その目的は、糖をエネルギーに変える時に生まれる
ゴミを処理する能力を上げるためです
乳酸とは、エネルギーを作って生まれたゴミです
30分くらいすると、自然と無くなる
筋肉痛の原因ではない
この2つは、新たに知った乳酸の事実です
乳酸は悪いイメージがついていますが
たとえば、心臓やミトコンドリアのエネルギーとなり
速筋がエネルギーを生んだゴミは、実は遅筋の好物
だったと考えると、決して悪い存在ではありません
とはいえ、ゴミ処理能力が高ければ
速く長く動くことはできます
そのため、インターバル走は意義のある練習方法だと
改めて理解しました
平均値は170spm/151㎝
各平均値は下記の通りです
平均値 | |
心拍数 | 145bpm |
ピッチ | 170spm |
ストライド | 151cm |
ピッチの黄金比は180と呼ばれており
世界レベルは、それ以上のピッチで走ります
その時のストライドは、身長を軽く超えます
僕の身長は193㎝です
151㎝は80%に届かない程度ですね
ピッチはそれなりに高いほうだと感じました
インターバル走の感想3つ|意義を深めるために振り返ろう
今回走ったデータを振り返り、感想をまとめます
- インターバル走は、ただ速く走ればいいわけではない
- データをみると、原因を掴める
- 記録はすぐ見ないと、感覚と照らし合わせが難しい
1,2つめは誰でも知ることができますが
3つめこそ重要です
走ったデータはすぐ振り返ろう
遠い記憶ほど思い出すことは難しく
今さっきのことは、細かく思い出せます
たとえば、交通事故の目撃者情報は貴重です
ランニングのデータも同じです
データは結果と考えてください
感覚と記憶を使って、解き明かしましょう
ゴールにたどり着けるのは、あなただけです
要は、結果は自分で考えないと伸びません
超優秀なコーチについてもらっても
自分に真面目ではないなら、無駄です
走り終わったら、データと記憶をすり合わせましょう
また、キッカケを掴むのは、自分事にした時だけ
「夢中」は続くという概念を超えます